オフィスのあれこれ、
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ここから
「ビズトナリ」仕事の隣りの余白を大切に
「ビズトナリ」へようこそ!
日々の仕事の中で、
「もっと便利にならないかな?」「システムを導入したいけど、コストは抑えたい…」
と感じることはありませんか?
このサイトは、中小企業の経営者が、専門家ではない立場から「まずは自分でやってみる」と試行錯誤を重ねてきた“ヒント集”です。
本来の実務の横で、あれこれ試しながら知識や技術を積み重ねていく時間。
私たちはこれを「仕事の隣り」と呼び、その新しい発見に満ちた時間には、“余白”としての楽しみがあると考えています。
ビズトナリのモットーは、
「できればずっと無料で、そして便利で快適なオフィスライフを」
高価なツールやシステムに頼る前に、Linux、Googleの無料アプリ、オープンソースソフトウェアなど、“無料で使える”素晴らしいツールの可能性を最大限に引き出します。
難しい専門知識は抜きにして、私たちが実際に「これは使える!」と感じた、等身大の知識や工夫を、あなたの「仕事の隣り」にそっとお届けします。
忙しい毎日に、ちょっとした「余白」を生み出すお手伝いができれば幸いです。
賢く、楽しく、様々なツールを使いこなしていきましょう!

ビズトナリが大切にしている想い
「ビズトナリ」は、皆さまのデジタルライフが、もっと豊かで楽しいものになるように、難しく考えずに始められる、小さなDXの第一歩を応援しながら、次の3つの視点と、根底にある大切な理念をもって運営しています。
1.費用対効果を追求します
サブスクリプション型のサービスや有償ライセンスがあふれる今、私たちは「コストをかけないこと」そのものが目的だとは考えていません。
大切なのは、「無料でどこまでできるか」を試しながら、本当に価値のあるものにだけ投資するという、費用対効果を見極める姿勢です。
無料版の可能性を徹底的に探り、身近なところから始められるDX(デジタル化)を実践することで、無駄のない、賢明なデジタル活用方法をご提案します。
2.有料サービスを否定するものではありません
もちろん、MicrosoftやAppleの有償ソフトウェア、各種のサブスクリプションサービスが、社会の発展に大きく貢献してきた事実は揺るぎません。
私たちは、それらのサービスを批判するのではなく、「まずは無料で試してみて、どうしても必要な機能や信頼性を求める段階になったら、安心して有料プランへ移行する」という、段階的でかしこいツールの選び方を応援したいと考えています。
3.「仕事の隣り」の試行錯誤を楽しみます
このサイトのコンテンツは、運営者が本業の傍らで「まずは自分でやってみる」という試行錯誤を重ねてきた経験に基づいています。
仕事の成果に直結する「メインの業務」に対して、環境整備や仕組みづくりという「仕事の隣り」の時間は、ときに大変ですが、新しい発見に満ちた「余白」でもあります。この楽しさを、記事を通じて皆さまと共有し、ご自身の「余白」を楽しむヒントになれば幸いです。
私たちの核となる理念:知識は共有財産
このサイトでご紹介するツール、特にオープンソースやフリーソフトウェアの背後には、「知識や技術は人類共通の財産であるべきだ」という哲学があります。
1980年代に始まった「フリーソフトウェア運動」では、「4つの自由」という考え方が生まれました。これは、ソフトウェアを単なる「商品」ではなく、誰もが自由に利用し、中身を学び、改良し、そして次の人に共有していく権利(自由)を保証するものです。
これを守るための仕組みがGPL(GNU General Public License)であり、この「自由を次の世代に引き継ぐ義務」こそが、コピーレフトという思想です。
私たちは、単に「無料だから使う」のではなく、この「協働」「共有」「自由」という理念を大切にし、誰もがアクセスできるノウハウの発信を心がけています。
【オープンソース・フリーウェア・GNU/GPLの思想】
1. フリーソフトウェアとオープンソースの出発点
1980年代、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者リチャード・ストールマンが中心となって立ち上げたのが GNUプロジェクト です。
当時の商用ソフトウェアはソースコードが非公開で、ユーザーは改造も修正もできませんでした。これに対してストールマンは、ソフトウェアは「自由」であるべきだと主張しました。
ここでの「自由(Free)」は「無料(Free of charge)」ではなく、自由(Freedom) を意味します。
2. 「4つの自由」
フリーソフトウェア財団(FSF)は、ユーザーが享受すべき自由を次の4つに整理しました。
- 実行の自由 – あらゆる目的でソフトを実行できること
- 研究と改変の自由 – ソースコードを読み、改造できること
- 再配布の自由 – コピーを他人に渡せること
- 改良版の共有の自由 – 自分が改造したものを他人と共有できること
これにより、ソフトウェアは単なる「商品」ではなく、人類全体で共有する知的財産として位置づけられました。
3. GPL(GNU General Public License)の思想
GNUプロジェクトで開発されたソフトを守るために制定されたライセンスが GPL です。
GPLの核心は コピーレフト(Copyleft) という考え方にあります。
- ソフトを改造・再配布してよい
- ただし再配布するときは、同じGPLライセンスで公開しなければならない
つまり、自由を享受した人は、その自由を次の人にも保証する義務がある という思想です。
これにより、誰かがソフトを独占したり、再び閉じた状態に戻したりすることを防いでいます。
4. オープンソースとの違い
1990年代後半になると、「フリーソフトウェア」という言葉が「無料ソフト」と混同されやすいことや、企業が採用しにくいことが課題となりました。そこで登場したのが 「オープンソース」という表現 です。
- フリーソフトウェア運動 → 「自由と倫理」を重視
- オープンソース運動 → 「実用性と効率性」を重視
思想的には違いがありますが、結果としてソースコードが公開され、誰もが利用・改良できる点は共通しています。
5. フリーウェアとの関係
「フリーウェア」は基本的に「無料で使えるソフト」を意味します。
ただし、多くのフリーウェアはソースコード非公開であり、改造や再配布は制限されています。
一方で、GNUやGPLに基づくソフトウェアは「無料」であるかに関わらず、自由に利用・改変・共有できる権利が保証されます。
6. 社会的意義
GNUとGPLの思想は、単なる技術の仕組みを超え、「知識は人類共有の財産であるべきだ」 という社会哲学に根ざしています。
Linux、LibreOffice、Firefoxといった代表的なソフトは、世界中の開発者の協力で成り立っています。
その背景には「協働」「共有」「自由」という理念があり、これこそがオープンソースやフリーソフトウェアの本質的な力です。
7.まとめ
- フリーウェア → 無料で配布されるソフト
- フリーソフトウェア(GNU思想) → ユーザーに「自由」を保障するソフト
- GPL → 自由を次の世代に引き継ぐための仕組み(コピーレフト)
- オープンソース → 実用性やビジネス面に重きを置いた言葉
これらはすべて、ソフトを「囲い込む」ものから「共有し育てる」ものへと変えていく思想に基づいています。
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